ダーウェント峡谷の工場群

Derwent Valley Mills

イギリス中部のダーウェント川沿いに、18世紀初頭から19世紀にかけて建設された紡績工場が点在し、産業景観を形成しています。

1771年にリチャード・アークライトがクロムフォード村に水力紡績工場を、その後1776-77年にかけてさらに大きな工場を設立しました。これらは産業革命最初期の工場群として、大量生産を行う近代的工場制機械工業のさきがけとなりました。もともとは農村の牧歌的な風景が広がるダーウェント峡谷に工場が設置されたのは、水車による動力で機械を動かす川沿いの立地が必要だったためです。このため、工場で働く労働者に住宅や生活施設を新たに用意する必要が生じ、結果独特の産業集落が形成されました。

工場は19世紀に操業を停止しましたが、施設や住宅はダーウェント峡谷の約24㎞にわたり当時のまま残されており、「ダーウェント峡谷の工場群」として2001年に世界遺産に登録されました。

国名 / エリア イギリス / ヨーロッパ
登録年 2001
登録基準 文化遺産 (ii) (iv)
備考 Derwent Valley Mills(UNESCO)

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