トラムンタナ山脈の文化的景観

Cultural Landscape of the Serra de Tramuntana

「トラムンタナ山脈の文化的景観」は、地中海に浮かぶスペイン領マヨルカ島の北西岸、切り立った山岳地帯に位置しています。

この景観は、険しい山岳地帯で農業と生活を営むべく、人々が数千年に渡り希少な資源を最大限活用し、厳しい環境条件に適応してきたことを示す重要な証拠を示しています。アラブ人がもたらした水利システムと農業のノウハウに、13世紀にマヨルカ島を占領したキリスト教の征服者による領土管理システムが導入され、棚田や石造りの建築が特徴的な美しい景観が発展しました。また、段々畑で野菜のほかに果物やオリーブの木を栽培できるよう、土壌侵食を防ぐ高度な排水システムが配備されています。

国名 / エリア スペイン / ヨーロッパ
登録年 2011
登録基準 文化遺産 (ii) (iv) (v)
備考 Cultural Landscape of the Serra de Tramuntana(UNESCO)

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