「コインブラ大学−アルタとソフィア」は、ポルトガル西部にあるコインブラ大学と、大学と密接に結びつき発展を遂げた古都コインブラを登録対象とした世界遺産。登録資産には、アルタ地区にあるコインブラ大学関連の建造物群と、下町のソフィア地区にある大学関連施設や修道院が含まれています。
1290年に設立されたコインブラ大学は、7世紀にわたって旧ポルトガル帝国の教育機関に影響を与えてきました。ポルトガル統治下のすべての地域のエリートを養成する中心的拠点として、ポルトガル語圏の学術的諸制度や大学文化の形成において重要な役割を果たしました。
コインブラ大学の主要建造物は16世紀から17世紀に建てられましたが、1940年代には大規模な大学都市が整えられ、総合図書館や学生会館など近代的な建物も見られます。コインブラの都市建築は大学の機能を反映しており、両者には密接な相互作用が表れています。 この特徴もまた、後に旧ポルトガル帝国のいくつかの大学に継承されました。
国名 / エリア | ポルトガル / ヨーロッパ |
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登録年 | 2013 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iv) (vi) |
備考 | University of Coimbra – Alta and Sofia(UNESCO) |