キエフ:聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群、キエフ-ペチェールスカヤ大修道院 

Kyiv: Saint-Sophia Cathedral and Related Monastic Buildings, Kyiv-Pechersk Lavra

ウクライナの首都キーウの世界遺産「キエフ:聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群、キエフ-ペチェールスカヤ大修道院」は、9世紀から13世紀のキエフ大公国(キエフ・ルーシ)の繁栄を今に伝えています。キエフ大公国、ビザンチン帝国、西ヨーロッパの文化が融合した芸術的伝統の変化が反映され、豊かな景観と組み合わされた、貴重な建築群です。

11世紀に建てられた聖ソフィア大聖堂は、コンスタンティノープルのアヤソフィアに匹敵するよう設計されました。大聖堂は当時の建築と芸術の結晶であり、当時のものとしては最大級のモザイクとフレスコ画のコレクションを有しています。クロスドーム教会のピラミッド型の空間構成と、当時の主要な神学的思想を反映した概念的な装飾が特徴的で、ビザンチン芸術の傑出した例とされています。

キエフ‐ペチェールスカヤ大修道院は、バロック時代のウクライナ芸術の傑作とされています。11世紀から19世紀の9世紀にわたり建設された建築群は、建築の様式傾向の変化や工学構造の進化の過程を伝えています。大修道院は、17世紀から19世紀にかけては精神と知の中心地として、ロシア国内における正教思想と信仰の普及に貢献しました。

国名 / エリア ウクライナ / ヨーロッパ
登録年 1990
登録基準 文化遺産 (i) (ii) (iii) (iv)
備考 Kyiv: Saint-Sophia Cathedral and Related Monastic Buildings, Kyiv-Pechersk Lavra(UNESCO)

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