南太平洋のフランス海外領土、ニューカレドニアでは、世界屈指の広大なサンゴ礁と、関連する生態系が見られます。
ニューカレドニアのラグーンは、その類まれな自然の美しさに加え、オセアニアの自然史や生物多様性を語る上でも重要です。一帯では古代の化石サンゴ礁を含め、世界随一のサンゴの多様性が見られます。また、1700種にせまるの魚類ほか、5055種もの海洋生物が生息すると言われ、手つかずの生態系が保たれています。絶滅危惧種のジュゴンの生息地でもあり、世界3位の生息数を記録しています。
ラグーンを含む6つの海域が「ニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系」として、2008年に世界遺産に登録されました。
国名 / エリア | フランス / ヨーロッパ |
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登録年 | 2008 |
登録基準 | 自然遺産 (vii) (ix) (x) |
備考 | Lagoons of New Caledonia: Reef Diversity and Associated Ecosystems(UNESCO) |