ポーランド北部、ノガト川の東岸に位置する「マルボルクのドイツ騎士団の城」は、ドイツ騎士団の特徴的なスタイルで建てられた城。ゴシック様式のレンガ造りの城郭群の最も完全、かつ精巧な例に名を連ねます。
マルボルク城を設立したのは、13 世紀に南バルト海沿岸のプロイセン人とリトアニア人、およびキリスト教のポーランド王国に対して改宗を遂行した、ドイツの軍事修道士たちです。この城は、ドイツ騎士団の修道国家の権力と文化的伝統の象徴と捉えられています。
マルボルク城の技術的、芸術的な要件を満たすために用いられた様々な建築手法は、後にドイツ騎士団により建設された城のみならず、北東ヨーロッパ広域のゴシック建築にも大きな影響を与えました。この城は、修復と保存の分野における現代の哲学と実績の進化を示す証拠でもあります。
国名 / エリア | ポーランド / ヨーロッパ |
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登録年 | 1997 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iii) (iv) |
備考 | ■関連サイト Castle of the Teutonic Order in Malbork(UNESCO) |