ゴイアス歴史地区は、ブラジル中央部のヴェルメーリョ川沿いの丘陵地帯に位置し、右岸には庶民的な住宅地とロザリオ教会、左岸にはサンタナ教会や知事官邸、兵舎、鋳造所、歴史的住宅街や市場が広がります。鉱山都市として自然地形に沿って有機的に発展した都市計画は、地元資材と伝統技法により、公共建築と民家建築が調和した景観を生み出しています。
18〜19世紀のブラジル中央部の植民地化を象徴するこの町は、ヨーロッパ都市の様式を気候・地理・文化に適応させた優れた例であり、建築や都市構造の整合性を保ちながら、ブラジル植民地都市形成の最後の例の今日に伝えています。
国名 / エリア | アメリカ大陸 / ブラジル |
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登録年 | 2001 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iv) |
備考 | ■関連サイト Historic Centre of the Town of Goiás(UNESCO) |