「サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・デ・クエンカの歴史地区」は、エクアドルのアンデス山脈の谷間に位置し、トメバンバ川など4つの川に囲まれた場所にあります。1577年に設立されたこの街の歴史地区は、ルネサンス都市計画の原則に従った整然とした街並みを今も保ち、先住民のインカ・カナリ文化とスペイン植民地文化が融合した独特の都市景観を形成しています。
19世紀の経済発展に伴い、伝統的な家屋はより壮麗な邸宅に改築され、地域とヨーロッパの影響が調和した建築様式が見られます。ラテンアメリカ文化の融合を象徴する計画的な植民地都市の優れた例として、高く評価されています。
国名 / エリア | アメリカ大陸 / エクアドル |
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登録年 | 1999 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iv) (v) |
備考 | ■関連サイト Historic Centre of Santa Ana de los Ríos de Cuenca(UNESCO) |