カルタヘナ・デ・インディアスは、コロンビア北海岸のカリブ海に面した入り江に位置し、南アメリカで最も広範かつ完璧な16~18世紀の軍事要塞群を有しています。戦略的な港としてハバナやプエルトリコのサンファンと並び、西インド諸島航路の重要な拠点でした。
スペイン人によって築かれた防御施設は天然の入り江や水路を活かし、堅牢な砦群で都市を守りました。城壁内の歴史地区には大聖堂や異端審問所宮殿、修道院などがあり、異なる社会層が暮らす3つの地区に分かれています。カルタヘナは新世界における軍事建築の代表例であるとともに、世界探検と大航路の歴史的な重要拠点として評価されています。
国名 / エリア | アメリカ大陸 / コロンビア |
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登録年 | 1984年 |
登録基準 | 文化遺産 (iv) (vi) |
備考 | ■関連サイト Port, Fortresses and Group of Monuments, Cartagena(UNESCO) |