ブリムストーン・ヒル要塞国立公園

Brimstone Hill Fortress National Park

「ブリムストーン・ヒル要塞国立公園」は、カリブ海のセントキッツ・ネーヴィス連邦に属するセントキッツ島西部に位置します。この要塞は、17〜18世紀のヨーロッパの軍事工学の優れた実例であり、英国の厳格な設計基準に基づいて、アフリカ系奴隷の労働によって建設されました。ヨーロッパ植民地主義の最盛期の、カリブ海地域における英国植民地支配と軍事戦略の象徴とされています。

セントキッツ島は、西インド諸島で最初にヨーロッパ人が植民地化した島で、英仏による覇権争いの舞台となりました。要塞の起源は1690年、イギリス軍がフランス軍を駆逐するために大砲を設置したことに始まり、1853年の撤退まで1世紀以上にわたり拡張と運用が続けられました。

国名 / エリア アメリカ大陸 / セントクリストファー・ネービス
登録年 1999
登録基準 文化遺産 (iii) (iv)
備考 Brimstone Hill Fortress National Park(UNESCO)

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