サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群

Historic Centre of Saint Petersburg and Related Groups of Monuments

サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群

ロシア西部の都市サンクト・ペテルブルグは、1703年にピョートル大帝の治世に始まった大規模な都市計画により誕生しました。ピョートル大帝は、沼地、泥炭地、岩の風景を、大理石の建築様式を取り入れたヨーロッパで最も美しい都市につくり変えいという野望を抱き、この都市を建設しました。その野心的な都市計画、一貫性、実行スピードは、卓越した芸術的成果を残しました。建築遺産においては、旧海軍省、大理石宮殿、エルミタージュ美術館に見られるように、バロック様式と純粋な新古典主義様式が見事に調和されています。

また、サンクト・ペテルブルグは、1703年から1725 年にかけて都市の建設がロシアの西側諸国への開国を象徴したこと、さらに1917年のロシア革命という、二つの歴史的出来事とも深く関係しています。優れた都市景観や建築に加え、街の歴史的意義も評価され、「サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」として世界遺産に登録されました。

国名 / エリア ヨーロッパ / ロシア
登録年 1990
登録基準 文化遺産 (i) (ii) (iv) (vi)
備考 Historic Centre of Saint Petersburg and Related Groups of Monuments(UNESCO)

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