エフェソス

Ephesus

エフェソス

トルコ西部、エーゲ海地域に位置するエフィソスは、古代ギリシャおよびローマ時代の商業、政治、文化の中心地としての繁栄、および初期キリスト教の文化的伝統を示す優れた証拠です。

紀元前2千年紀に創建されたアルテミス神殿、ローマ時代のエフィソス劇場、セルスス図書館ほか、各時代の繁栄を示す壮大な古代遺跡が、上級社会の生活様式を示す壁画やモザイクとともに残されています。また、古代ギリシャのアルテミス信仰の中心地であり、ローマ帝国でのキリスト教の伝播に重要な役割を果たしました。

エフィソスは特にローマ時代の港湾都市として名高いですが、川の堆積作用による度重なる海岸線の移動により、都市や港の位置が何度も移転し、景観も変化しました。このため、環境的要因により決定された集落景観の優れた例としても評価されています。

国名 / エリア アジア / トルコ
登録年 2015
登録基準 文化遺産 (iii) (iv) (vi)
備考 ■関連サイト
Ephesus(UNESCO)

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