ブラジルの大西洋諸島:フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁保護区群

Brazilian Atlantic Islands: Fernando de Noronha and Atol das Rocas Reserves

「ブラジルの大西洋諸島:フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁保護区群」は、ブラジル本土から約340km沖に位置し、火山性の峰からなる諸島群とその周辺海域を保護しています。フェルナンド・デ・ノローニャ島を中心とした20の火山島からなる国立海洋公園と、近隣のロカス環礁海洋生物保護区からなる世界遺産の総面積は約422.7平方キロメートル、緩衝地帯は1407.13平方キロメートルに及びます。

諸島はマグロやサメ、ウミガメ、海洋哺乳類の繁殖・生息地として極めて重要です。また、西大西洋最大級の熱帯海鳥群や島嶼林、海洋マングローブも存在します。イルカが定住するドルフィン湾や、干潮時に潟や潮溜まりが自然の水族館となるロカス環礁の景観は圧巻で、これらの諸島は南大西洋の海洋生物多様性の維持と絶滅危惧種保護において不可欠な拠点となっています。

国名 / エリア アメリカ大陸 / ブラジル
登録年 2001
登録基準 自然遺産 (vii) (ix) (x)
備考 ■関連サイト
Brazilian Atlantic Islands: Fernando de Noronha and Atol das Rocas Reserves(UNESCO)

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