「ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖所」は、ブラジル南東部に位置する18世紀後半に建てられた宗教施設です。バロックからロココ様式への過渡期を示す建築は、ポルトガル植民地時代の宗教建築の発展を物語るものです。
聖所は、教会本体と、キリストの受難を表す6つの礼拝堂から構成され、階段の手すりには滑石で彫られた12使徒像が立ち並びます。これらの像や、彩色木彫による受難像群は、ブラジルを代表する彫刻家アレイジャジーニョの傑作であり、ラテンアメリカにおけるキリスト教美術の最高峰と評価されています。
国名 / エリア | アメリカ大陸 / ブラジル |
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登録年 | 1985 |
登録基準 | 文化遺産 (i) (iv) |
備考 | ■関連サイト Sanctuary of Bom Jesus do Congonhas(UNESCO) |