ロシア北部、カスピ海の東西に広がるササン朝ペルシャ帝国の北方防衛線の一部が、「デルベントのシタデル、古代都市、要塞建築群」として世界遺産に登録されています。
紀元5世紀にササン朝により建設された要塞は、海岸から山の城塞まで、約3.6kmにわたって延びる二重の平行な城壁で構成されました。デルベントの町は、300mから400mの距離を置いたこの二重の城壁の間に建てられました。19世紀後半に南側の壁が取り壊されましたが、歴史あるこの町には中世の住宅や公共の建物、モスク、マドラサ、キャラバンサライの遺跡などが残っています。ヨーロッパと中東を結ぶ交易路沿いに位置したこの防衛構造は、その後ペルシャ、アラブ、モンゴル、ティムール朝により継続的に使用され、ロシア帝国の一部となった19世紀まで、非常に重要な戦略的重要性を保ち続けました。
国名 / エリア | ヨーロッパ / ロシア |
---|---|
登録年 | 2003 |
登録基準 | 文化遺産 (iii) (iv) |
備考 | ■関連サイト Citadel, Ancient City and Fortress Buildings of Derbent(UNESCO) |