トランシルヴァニア地方の要塞教会群のある集落

Villages with Fortified Churches in Transylvania

「トランシルヴァニア地方の要塞教会群」は、ルーマニア中央部のトランシルヴァニア地方に位置する7つの村々から成り立っています。これらのうち6つの村はドイツ系トランシルバニア・ザクセン人によって、残り1つはハンガリー系セーケイ人によって創設されました。村々に点在する要塞教会は、13世紀から16世紀にかけて、周囲の遊牧民やオスマン帝国の侵攻に備えるために築かれました。かつては300以上の要塞教会が存在したと言われるこの地域の中でも、特に保存状態の良い教会群が世界遺産として登録されています。

要塞教会を中心に発展したこれらの村々は、土地利用や集落の配置、家族農場の組織などが中世後期のまま保存されており、南トランシルヴァニアの文化的景観を今に伝えています。

国名 / エリア ヨーロッパ / ルーマニア
登録年 1993
登録基準 文化遺産 (iv)
備考 Villages with Fortified Churches in Transylvania(UNESCO)

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