タラマンカ地方-ラ・アミスター保護区群/ラ・アミスター国立公園

Talamanca Range-La Amistad Reserves / La Amistad National Park

「タラマンカ地方-ラ・アミスター保護区群/ラ・アミスター国立公園」は、コスタリカ南東部のパナマ国境沿いに広がる自然保護区で、中央アメリカ最高峰の非火山性山岳地帯を含んでいます。タラマンカ山脈には、広大な自然林と顕著な標高差が存在し、氷河地形や滝を伴う清流など、優れた自然景観を形成しています。地域には先土器時代の遺跡も残り、現在も複数の先住民族が暮らしています。

この地は、北米と南米の生物が交差する地点に位置し、隔離された高山環境によって多くの固有種や絶滅危惧種が生まれました。標高や微気候の変化により、熱帯雨林から高山草原まで多様な生態系が見られます。さらに、プレート境界に位置するため、火山や断層、堆積層が良好に保存され、地質学的にも重要な地域となっています。

国名 / エリア アメリカ大陸 / コスタリカ / パナマ
登録年 1983
登録基準 自然遺産 (vii) (viii) (ix) (x)
備考 Talamanca Range-La Amistad Reserves / La Amistad National Park(UNESCO)

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