ソロヴェツキー諸島は、ロシア北西部の白海に浮かぶ 6 つの島で構成されています。ここには紀元前5世紀から人が住み始め、重要な人類の痕跡が残っています。15世紀から熱心な修道活動の場となり、16世紀から19世紀にかけて建てられた教会が数多く見られます。
「ソロヴェツキー諸島の文化と歴史遺産群」は、15世紀から20世紀初頭の修道院要塞、16世紀から20世紀初頭の修道院を中心とした村落や僧院のほか、水利灌漑システム、紀元前 6000年紀から紀元前1000年紀のものとされる聖地や集落、1923年から1939年に稼働した強制収容所としての建造物群と、群島全体の周囲の自然と文化的景観で構成されています。6000年にわたる諸島の古代と中世の文化を反映した考古学的遺跡という点で独特です。 また、北ヨーロッパの過酷な環境における修道院集落の傑出した例であり、ロシア正教会の修道士の信仰心、粘り強さ、勇気、勤勉さを今に伝えています。
国名 / エリア | ヨーロッパ / ロシア |
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登録年 | 1992 |
登録基準 | 文化遺産 (iv) |
備考 | Cultural and Historic Ensemble of the Solovetsky Islands(UNESCO) |