イタリアの中央部に囲まれた独立国サンマリノの歴史地区、および首都サンマリノ市に位置するティターノ山は、サンマリノの独立した共和制の成立とその歴史、文化を象徴する重要な場所であり、「サンマリノ歴史地区とティターノ山」として世界遺産に登録されています。
世界でも最も古い共和国の一つとされるサンマリノは、13世紀以来、独立した国家として存在し、政治的、文化的な自立を保ち続けてきました。標高739mのティターノ山の頂上にあるサンマリノ歴史地区は、伝統的な中世の都市構造を維持し、防御壁や塔は戦略的に配置されたこの地域の防御と独立の象徴です。また、サンマリノは特に中世以降、多くの文献や芸術作品において自由な都市国家として描かれ、文化的、芸術的にも重要な役割を果たしてきました。
国名 / エリア | サンマリノ / ヨーロッパ |
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登録年 | 2008 |
登録基準 | 文化遺産 (iii) |
備考 | San Marino Historic Centre and Mount Titano(UNESCO) |