「サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚墳」は、フィンランド南西部のラッピ近郊に位置する青銅器時代の墓地。紀元前1500年~前500年のスカンジナビア最大かつ最も多様で完全な状態の埋葬地が、花崗岩を積み上げた石塚により形成されています。36ヘクタールの面積内の33の石塚墳が、3000年以上前にさかのぼる北欧の社会的、宗教的構造を示す貴重な証拠として、世界遺産に登録されています。
石塚は、その形状と大きさに応じ、いくつかの異なるグループに分類されます。サンマルラハデンマキには2つの珍しい構造が見られます。1つは段階的に拡大されたと思われる楕円形の細長い構造です。もう1つは「聖堂の床」として知られる大きな四角形の石塚で、フィンランドのみならず、スカンジナビア全体を見ても非常に珍しいものです。
国名 / エリア | フィンランド / ヨーロッパ |
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登録年 | 1999 |
登録基準 | 文化遺産 (iii) (iv) |
備考 | Bronze Age Burial Site of Sammallahdenmäki(UNESCO) |