ノルウェー中部、北極圏に近い「レーロースの鉱山街とその周辺」は、17世紀から1977年まで採掘が行われた銅鉱山の街レーロースと、産業と農村の文化的景観により構成されています。街は1679年にスウェーデン軍により破壊されますが、完全に再建され、現在も2,000余りの家屋と精錬所跡が中世の外観を残しています。
レーロースの街、鉱山、精錬所、交通機関、水利施設などの遺構は、人里離れた遠隔地の厳しい自然条件の中で産業と生活を継続させるため、人々が資源利用や技術を適応させてきたことを示す、ユニークな証拠です。
国名 / エリア | ノルウェー / ヨーロッパ |
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登録年 | 1980 |
登録基準 | 文化遺産 (iii) (iv) (v) |
備考 | Røros Mining Town and the Circumference(UNESCO) |