バーレーン北部の「カルアト・アル-バフレーン-古代の港とディルムンの首都」は、バーレーンの北の海岸に隣接する16ヘクタールを超えるテル(居住地であった人工の墳丘)をはじめとする4つの主要な要素からなる考古学的遺跡です。
遺跡は、この地域で最も重要な古代文明のひとつであるディルムン文明の首都に、紀元前23世紀から後16世紀まで人々が居住した痕跡を証明しています。発掘されているのは全体の25%ほどで、居住地のほか宮殿など公共建築、商業、宗教、軍事施設の構造がわかっています。テルの頂上には、16~17世紀にこの地を支配したポルトガルの城塞が見つかっています。また、遺跡を取り囲むヤシの木立は、紀元前3世紀以降のこの地域の典型的な景観と農業を表しています。
国名 / エリア | アジア / バーレーン |
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登録年 | 2005 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iii) (iv) |
備考 | Qal’at al-Bahrain – Ancient Harbour and Capital of Dilmun(UNESCO) |