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概要
プリトヴィチェ湖国立公園はクロアチアの首都ザグレブの南に位置する国立自然公園です。標高639mのプロシュチャン湖から流れるプリトヴィチェ川が、階段状に16の湖沼群を形成しています。この地ではエメラルドグリーンの大小16の湖と、92の滝、114の洞窟、ヨーロッパブナの森に囲まれる幻想的な景観がみられ、湖沼風景の美しさでは世界随一を誇ります。
プリトヴィチェ川の水は炭酸カルシウム濃度が高く、川の急勾配で沈殿した炭酸カルシウムが石灰華(せっかいか)となり、川の水を堰き止めたため、長い年月をかけて階段状のいくつもの湖が形成されました。
世界遺産登録の経緯
1979年にユーゴスラビアの世界遺産に登録されましたが、ユーゴスラビアの内戦の影響で周辺環境が悪化し、危機遺産に登録されました。紛争は1995年に終結し、1997年に危機遺産リストから解除。湖周辺の保護のため国立公園の範囲が拡張され、2000年に世界自然遺産の範囲が拡大されました。
国名 / エリア | クロアチア / ヨーロッパ |
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登録年 | 1979年 / 拡張年 2000年 |
登録基準 | 自然遺産 (vii) (viii) (ix) |
備考 | ■関連サイト Plitvice Lakes National Park(UNESCO) |