南漢山城

Namhansanseong

韓国、ソウルの南東25 kmの山岳地帯に位置する南漢山城(ナムハンサンソン)は、朝鮮王朝 (1392-1910) の非常用の首都として設計されました。その最古の遺跡は7世紀のものですが、現存する城は1624年から満州清王朝による攻撃を見越して築城されたもので、その後も増築が重ねられました。仏教の僧兵により建設、防御されてきました。

この建物には、中国と日本の影響を取り入れた軍事工学と、銃器の導入により変化した西洋の要塞技術の融合が見られます。全長11.7㎞の城壁が特徴的です。長い間地方の中心都市であったため、要塞の壁の内側には、さまざまな種類の軍事、民間、宗教施設の痕跡が残り、これらは朝鮮王朝の主権の象徴となっています。南漢山城の築城は韓国の山城設計におけるターニングポイントであり、この地域の城塞の建設に影響を与えました。

国名 / エリア アジア / 大韓民国
登録年 2014
登録基準 文化遺産 (ii) (iv)
備考 Namhansanseong(UNESCO)

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