マレー半島の緑豊かなレンゴン渓谷には、183万年から 1700年前まで、特に旧石器時代、そして新石器時代と青銅器時代を含む、およそ200万年に渡る人類の歴史を示す遺跡が残されています。2012年に「レンゴン渓谷の考古遺跡」として世界遺産に登録されました。
ペラ川に沿って残る野外および洞窟の遺跡は、ひとつの場所における人類の文化的推移を示す遺跡としては世界最古のものの一つで、アフリカ大陸以外では最古の人類の痕跡と考えられています。歴史上の各年代に造られた石器工房跡が状態良く残されており、石器技術の発展の証拠としても高い価値を示しています。
国名 / エリア | アジア / マレーシア |
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登録年 | 2012 |
登録基準 | 文化遺産 (iii) (iv) |
備考 | Archaeological Heritage of the Lenggong Valley(UNESCO) |