トルコの中央部の山岳地域に位置する「ハットゥシャ :ヒッタイトの首都」は、紀元前17世紀から紀元前12世紀にかけて栄えたヒッタイト文明の重要な遺跡のひとつです。ヒッタイト王国の首都であったハットゥシャには、ヒッタイトの建築技術や都市計画が良く保存されています。
長さ8㎞以上にわたる壮大な囲い壁がハットゥシャの都市全体を囲み、100を超える塔を持す二重壁による防御施設は、ヒッタイトの岩石工法と高度な建築技術を示しています。首都から2㎞ほどの山の斜面にあるヤズルカヤの聖域には、岩石に神々のレリーフが描かれたヒッタイトの彫刻芸術が豊富に残っています。
国名 / エリア | アジア / トルコ |
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登録年 | 1986年 |
登録基準 | 文化遺産 (i) (ii) (iii) (iv) |
備考 | ■関連サイト Hattusha: the Hittite Capital(UNESCO) |