ギョベクリ・テペ

Göbekli Tepe

ギョベクリ・テペは、トルコの東南部、上メソポタミア地域に位置しています。この地には、狩猟採集社会から最初の農耕社会へと移行する紀元前10千年紀から9千年紀ごろに建てられた、記念碑的な建造物と解釈される巨大な構造物が見られます。これらは社会的な出来事や儀式に関連して使用されたと推測されます。特徴的な石灰岩のT字型の柱が並び、中には、最大で5.5メートルの高さを誇るものもあります。

ギョベクリ・テペの建造物は、当時の建築工学技術の水準の高さを示すとともに、同様の建築様式は上メソポタミア地域の同時期の他の遺跡にも見られることから、当時の社会的ネットワークの存在を示唆しています。

国名 / エリア アジア / トルコ
登録年 2018
登録基準 文化遺産 (i) (ii) (iv)
備考 ■関連サイト
Göbekli Tepe(UNESCO)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です