「ディヤルバクル城塞とエヴセル庭園の文化的景観」は、トルコ東南部、チグリス川流域の高原に位置しています。この場所はヘレニズム時代、ローマ時代、ササン朝時代、ビザンチン時代を経て、イスラム時代およびオスマン時代から現在に至るまで、重要な中心地であり地域の首都でした。
壮大なディヤルバクル要塞の壁は全長5800メートルにわたり、多くの塔、門、矢倉、碑文が特徴的です。石造の壁や門にはローマ時代以降、多くの修復や増築が見られ、歴史的な発展を物語っています。ヘヴセル庭園は、ディヤルバクル市とチグリス川を結び、都市に食料と水を供給していた肥沃な土地です。城塞都市とそれを支える庭園景観との統一性、および相互作用も高い評価を得ています。
国名 / エリア | アジア / トルコ |
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登録年 | 2015 |
登録基準 | 文化遺産 (iv) |
備考 | ■関連サイト Diyarbakır Fortress and Hevsel Gardens Cultural Landscape(UNESCO) |