ウルグアイ西部、ラ・プラタ川の北岸に面したコロニア・デル・サクラメントは、1680年にポルトガル人によって築かれた都市。その歴史地区は、スペインの「インディアス法」に基づく碁盤目状の都市計画とは異なり、地形に合わせた自由な配置を特徴とし、軍事的な要素も含んでいます。
ポルトガルとスペイン、さらに19世紀に移住した職人たちの影響により、多様な建築様式が融合しています。石造の壁や瓦屋根など、伝統的な建築技術が用いられた建物が並び、街全体に統一感があります。広場や大通りと、狭い石畳の小路が織りなす景観、そして川に囲まれた立地がこの都市の特異性を際立たせています。
国名 / エリア | アメリカ大陸 / ウルグアイ |
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登録年 | 1995 |
登録基準 | 文化遺産 (iv) |
備考 | ■関連サイト Historic Quarter of the City of Colonia del Sacramento(UNESCO) |