北イタリアのヴィチェンツァは、16世紀を代表する古典主義建築の建築家アンドレア・パッラーディオが手掛けた作品が数多く残り、「パッラーディオの街」とも呼ばれています。古代ローマ建築を基礎に、ビサンティン建築の影響が加わったパッラーディオの建築は、街に独特の景観をつくりだしています。独自の建築スタイルはパッラーディオ主義と呼ばれ、後にヨーロッパの多くの国とアメリカまで広がる世界中の建築と土地設計に多大な影響を与えました。
ヴィチェンツァのパラッツォ、ヴェネト地方のヴィッラが、「ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群」として世界遺産に登録されています。
国名 / エリア | イタリア / ヨーロッパ |
---|---|
登録年 | 1994 |
登録基準 | 文化遺産 (i) (ii) |
備考 | ■関連サイト City of Vicenza and the Palladian Villas of the Veneto(UNESCO) |