ウズベキスタンの古都ブハラは2000年以上の歴史を有し、シルクロードの経済・文化の中心を担うオアシス都市として繁栄しました。中央アジアにおける中世イスラム都市の最も状態よく保存された例として、2016年に世界遺産に登録されました。
ブハラに数ある歴史的建造物の中でも有名なのは、中央アジア最古のイスラム建築であるイスマーイール・サーマーニー廟です。これは、9世紀末に中央アジアで興ったサーマーン朝の2代イスマーイールが父のために建てた墓で、10世紀初頭に完成を見ました。イスラム世界全体を見ても最高の形で現存する傑作と称されます。
しかし、ブハラの真の重要性は個別の建物よりも街並み全体にあり、中世から一貫して水準の高い都市計画や建築は、中央アジアの他の都市の発展や設計にも影響を与えました。
国名 / エリア | アジア / ウズベキスタン |
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登録年 | 1993 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iv) (vi) |
備考 | Historic Centre of Bukhara(UNESCO) |