ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像

Town Hall and Roland on the Marketplace of Bremen

ブレーメンはドイツ北西部の都市。旧市街のマルクト広場に建つ市庁舎とローラント像は、神聖ローマ帝国で発展した市民自治と主権、市場の自由を代表する優れた建造物です。両者は「ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像」として、世界遺産に登録されています。

旧市庁舎は15世紀初頭にゴシック様式で建てられ、17世紀初期にヴェーザー・ルネッサンス様式で改修され、精巧な彫刻装飾がファサードに追加されました。新庁舎は旧市庁舎に隣接して20世紀初期に建設され、第二次世界大戦の戦火を逃れました。中世文学「ローランの歌」に登場する英雄ローラントを象ったローラント像は、自由都市・帝国都市ブレーメンの権利や尊厳を示すため、1404年に建てられました。

国名 / エリア ドイツ / ヨーロッパ
登録年 2004
登録基準 文化遺産 (iii) (iv) (vi)
備考 Town Hall and Roland on the Marketplace of Bremen(UNESCO)

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