イタリア北部のパドヴァの植物園(オルト・ボタニコ)は、1545年に創設された世界初の大学付属の植物園。世界を象徴する円形の中央区画と、それを囲む海を表す水の輪という、創設当初のレイアウトが現在まで保たれています。
パドヴァ植物園の植物標本室と図書館は、現在も世界でも最も重要なもののひとつに数えられ、歴史を通じ植物学、医学、生態学、薬学など、多くの現代科学分野の発展に大きく貢献してきました。また、パドヴァ植物園のレイアウトや建築は、イタリアやヨーロッパ各地の多くの庭園のインスピレーションの源となっており、学術的、科学的アプローチのみならず、建築的および機能的なデザインにおいても影響力を示してきました。
国名 / エリア | イタリア / ヨーロッパ |
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登録年 | 1997 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iii) |
備考 | ■関連サイト Botanical Garden (Orto Botanico), Padua(UNESCO) |