ポーランドとベラルーシの国境にまたがるビャウォヴィエジャの森は、針葉樹と広葉樹の両方を含む広大な原生林で、総面積は141,885ヘクタールです。
この広大な森の実質的に手つかずの自然は、生物多様性保全にとって極めて重要な地域として保護されてきました。この保護区内には、約59種の哺乳類、250種以上の鳥類、13種の両生類、7種の爬虫類、12,000種以上の無脊椎動物など、多様で豊かな野生生物が生息しています。なかでも野生のヨーロッパパイソンの生息数は世界最大で全体の30%以上を占め、この森の象徴的な存在となっています。植物相は特に菌類の多様性が顕著であり、多くの新種や絶滅危惧種が記録されています。
国名 / エリア | ベラルーシ共和国 / ポーランド / ヨーロッパ |
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登録年 | 1979 |
登録基準 | 自然遺産 (ix) (x) |
備考 | ■関連サイト Białowieża Forest(UNESCO) |