中世期から20世紀にかけて、オーストリア中北部の都市ザルツブルクでイタリア文化とドイツ文化は出会い、2つの文化の交流が促されました。ザルツブルクの中心部のバロック様式の外観は、イタリアの建築家スカモッツィやソラーリに負うところが大きいです。それ以前から街にはゴシック様式の建物が豊富にあり、それらが組み合わさって、非常に個性的で美しい街並みと都市構造が生まれています。
「ザルツブルク市街の歴史地区」は山々を背景に、ホーエンザルツブルク城の要塞を中心に、尖塔やドームが特徴的な大聖堂や修道院などが多数見られます。またザルツブルクは、モーツァルトをはじめとする多くの重要な芸術家や音楽家とも深い関係があります。
国名 / エリア | オーストリア / ヨーロッパ |
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登録年 | 1996 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iv) (vi) |
備考 | ■関連サイト Historic Centre of the City of Salzburg(UNESCO) |