フィンランドの南東部にあるヴェルラ砕木・板紙工場は、19世紀から20世紀初頭に北欧と北米で栄えた、パルプ、製紙、板紙の生産に関連した小規模な農村工業集落。工場、住宅地、発電所が含まれます。この時期の工場建造物としてはとしては世界的に極めて保存状態の良いもののひとつで、また伝統的な製法・技術を伝える希少な証拠を示しています。
工場自体は1964年に創業を停止しましたが、製造に関連するすべての機械や部品は、生産停止当時のまま工場内に残され、現在は博物館として公開されています。
国名 / エリア | フィンランド / ヨーロッパ |
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登録年 | 1996 |
登録基準 | 文化遺産 (iv) |
備考 | ■関連サイト Verla Groundwood and Board Mill(UNESCO) |