イヴィンド国立公園は、ガボン内陸高原に位置する保護区で、イヴィンド川とジジ湿地に広がる滝や急流、静かな黒水域を含む景観が特徴です。
古代林、草原や湿地などの未開発森林生態系は、進化的プロセスの維持に重要です。イヴィンド川には世界的に稀な種分化を示す淡水魚が生息し、多くの固有魚種や植物が確認されています。森林にはニシローランドゴリラ、チンパンジーやマルミミゾウなど、絶滅危惧種を含む希少動物が生息し、哺乳類126種、鳥類190種、昆虫528種以上が記録されています。滝や川沿いには脆弱な希少植物や固有魚も存在し、生物多様性の保全と生態系の維持に極めて重要な地域です。
| 国名 / エリア | アフリカ / ガボン |
|---|---|
| 登録年 | 2021 |
| 登録基準 | 自然遺産 (ix) (x) |
| 備考 | ■関連サイト Ivindo National Park(UNESCO) |
