ウルク・バニ・マアリッド

‘Uruq Bani Ma’arid

ウルク・バニ・マアリッド

ウルク・バニ・マアリッドは、サウジアラビアのルブアルハリ砂漠西端に位置し、地球上で最大の連続砂海を代表する極度に乾燥した砂漠です。総面積127万ヘクタールで、縦長砂丘、石灰岩台地、樹木の生えるワディ、砂礫平原など多様な地形が連なり、砂丘の形成や崖との対比は独自の壮大な景観美を生み出しています。

また、この地域はアラビアオリックスやアラビアサンドガゼル、アラビアマウンテンガゼルなどの重要種の生息地かつ保護地となっており、ほかにも砂漠の過酷な環境に適応した多様な動植物が見られます。これにより、地球規模で重要な砂漠生態系の保護と、極限環境における生物の適応過程を示す価値が評価されています。

国名 / エリア アジア / サウジアラビア
登録年 2023
登録基準 自然遺産 (vii) (ix)
備考 ■関連サイト
‘Uruq Bani Ma’arid(UNESCO)

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