ラ・サンティシマ・トリニダード・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道施設群

Jesuit Missions of La Santísima Trinidad de Paraná and Jesús de Tavarangue

パラグアイ南部に位置する「ラ・サンティシマ・トリニダード・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道施設群」は、17~18世紀にかけて南米リオ・デ・ラ・プラタ流域に築かれた30の伝道所の一部の遺構です。

イエズス会は1588年にこの地域に到着し、先住民のキリスト教化と植民地の過酷な労働制度からの保護を目的に伝道を進めました。住民は定住生活と信仰を受け入れながらも、ヨーロッパ化を強制されることはなく、イェルバ・マテの栽培など先住文化も尊重されました。伝道所は教会を中心に、神父の住居や先住民の住宅、作業場、中庭、広場などが整然と配置され、都市計画と信仰の融合を示しています。

国名 / エリア アメリカ大陸 / パラグアイ
登録年 1993
登録基準 文化遺産 (iv)
備考 Jesuit Missions of La Santísima Trinidad de Paraná and Jesús de Tavarangue(UNESCO)

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