スウェーデン中央部、ヴェストマンランド地方の鉱山地帯に位置するエンゲルスベリの製鉄所は、17 世紀から 19 世紀にかけて影響力を誇ったヨーロッパの工業団地の顕著な例です。1681年に開設された後、1919年に閉鎖されるまで約300年以上にわたり稼働し、スウェーデンの鉄鋼生産を支え、国の繁栄にも大きく貢献しました。
1993年に世界遺産に登録されたエリアには、18世紀の精錬所など技術的な施設のほか、労働者や関連する農場で働く人たちのための管理建物、住宅用建物も含まれています。50以上の建物のほとんどが極めて保存状態良く、完全な形で残されています。
国名 / エリア | スウェーデン / ヨーロッパ |
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登録年 | 1993 |
登録基準 | 文化遺産 (iv) |
備考 | Engelsberg Ironworks(UNESCO) |