ミャンマー中央平原のエーヤワディー川沿いに位置するバガンは、仏教の聖地で、卓越した仏教建造物が立ち並ぶ他に類を見ない景色が広がります。
立ち並ぶ寺院、ストゥーパ、僧院の数は3600に迫ります。これらの多くは功徳を積むために競うように築かれたもので、建設数は13世紀にピークを迎えました。初期の仏教帝国の信心深さや伝統的慣習が色濃く反映されています。
世界遺産のエリアには仏教建造物や巡礼地のほか考古学的遺跡、フレスコ画や彫刻などの芸術品も見られ、11世紀から13世紀、この地域を治めた帝国の都であった時代のバガン文明を現代に伝えています。