クサントス-レトーンは、トルコ南西部に位置する古代リュキアの首都であったクサントスと、その宗教的中心地であったレトーンの、隣接する2つの集落からなる考古学的複合遺跡です。この遺跡は、アナトリア(現トルコ)の鉄器時代において非常に重要な古代リュキア文明の建築の非常に状態良く保存された例で、碑文や独自の建築技術を通じ、その詳細な歴史的理解を提供します。
クサントス-レトーンは、アナトリア、ギリシャ、ローマ、ビザンチン文明の継続性と独自の融合を顕著に示しています。リュキア語で書かれた最も重要な文書が発見されており、岩に彫られた碑文や巨大な石柱に刻まれた碑文は、リュキア人とそのインド・ヨーロッパ語族の言語についての理解を深めるために重要です。
国名 / エリア | アジア / トルコ |
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登録年 | 1988 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iii) |
備考 | ■関連サイト Xanthos-Letoon(UNESCO) |