ヴィエリチカとボフニアの岩塩坑は、ポーランド南部の同じ岩塩鉱床に位置しています。いずれも13世紀から20世紀後半まで継続的に稼働し、ヨーロッパにおける岩塩採掘技術の発展の歴史的段階を示す貴重な遺産です。ヨーロッパで最も古く、最も重要な産業のひとつに数えられています。この点が評価され、両者は「ヴィエリチカとボフニアの王立岩塩坑」の名で世界遺産に登録されています。
2つの岩塩坑とも、地下深くまで坑道が広がっており、採掘跡は礼拝堂、作業場、倉庫などに作り替えられ、労働者の社会的及び宗教的伝統を反映しています。19世紀初頭には、既に地下の観光ルートが存在していました。
国名 / エリア | ポーランド / ヨーロッパ |
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登録年 | 1978 |
登録基準 | 文化遺産 (iv) |
備考 | Wieliczka and Bochnia Royal Salt Mines(UNESCO) |