トラコタルパンの歴史遺跡地帯

Historic Monuments Zone of Tlacotalpan

メキシコ湾沿岸のベラクルス州に位置するトラコタルパンは、16世紀にスペイン人が設計した碁盤目状の都市計画を持つ川港の町です。パパロアパン川沿いに築かれ、スペインの都市計画とカリブ海沿岸の木造建築が融合した独特の景観を形成しています。広い通りに並ぶ柱廊付きのカラフルな平屋建て住宅や、湾曲したテラコッタ瓦の屋根、内庭を持つ住居が特徴的で、公園や庭園の成熟した樹木も豊かな緑を添えています。

トラコタルパンはスペイン、カリブ、先住民文化の融合を示す優れた例として、また植民地時代の港町の都市構造を良好に保存した伝統的建築や生活文化が受け継がれる、活きた文化遺産として高く評価されています。

国名 / エリア アメリカ大陸 / メキシコ
登録年 1998
登録基準 文化遺産 (ii) (iv)
備考 ■関連サイト
Historic Monuments Zone of Tlacotalpan(UNESCO)

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