ベトナムの首都ハノイの中心部に位置するタンロン王城遺跡中心地区は、タンロン(ハノイの旧称)の古代帝国城塞の最も重要かつ保存状態の良い部分です。
タンロン帝国の城塞は、7世紀に建造された中国の要塞遺跡の上に、11世紀にベトナムの李王朝が大越国の独立を記念して建造したものです。この場所は、およそ1300年の間途切れることなく、地域の政治権力の中心地として機能しました。北の中国、南のチャンパ王国からの文化の影響を受けた、紅河下流域に特有の独特な東南アジア文化を反映した建物です。
国名 / エリア | アジア / ベトナム |
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登録年 | 2010 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iii) (vi) |
備考 | Central Sector of the Imperial Citadel of Thang Long - Hanoi(UNESCO) |