リオ・アビセオ国立公園

Río Abiseo National Park

リオ・アビセオ国立公園は、ペルー北中部の熱帯アンデス東斜面に広がる保護区で、文化的・自然的価値の双方が高く評価されています。

標高350〜4,349メートルに及ぶ園内は、乾燥林、湿潤林、雲霧林、高地草原(パラモ)など多様な生態系が連続し、高い固有性を誇ります。広大な森林や高地草原には希少な動植物が生息し、ヘンディウーリーモンキーなど絶滅危惧種も確認されています。

さらに園内には、紀元前6,000年頃から16世紀までの長期にわたる考古遺跡が点在し、住居跡、儀礼施設、農耕段々畑などが、湖沼や峡谷が点在する山岳美と調和しています。これらの遺構は、アンデス地域における初期人類の生活を理解するうえで極めて重要な証拠となっています。

国名 / エリア アメリカ大陸 / ペルー
登録年 1990
登録基準 複合遺産 (iii) (vii) (ix) (x)
備考 ■関連サイト
Río Abiseo National Park(UNESCO)

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