パンタナル保全地域

Pantanal Conservation Area

パンタナル保全地域

パンタナル自然保護区は、ブラジル中西部マトグロッソ州南西端、ボリビアおよびパラグアイ国境付近に位置し、標高900mのアモラル山地と季節的氾濫原が急峻に接する独特の景観を有します。世界最大級の淡水湿地であるブラジル・パンタナルの一部を成し、4つの保護区から構成され、その面積は1,878平方キロメートルにおよびます。

ジャガー、オオアルマジロ、オオアリクイ、オオカワウソ、スミレコンゴウインコなど、多くの希少種の生息地となっています。80種の哺乳類、650種の鳥類、300種の魚類が確認され、洪水期と乾季に伴う水位変動が生態系の動態に大きな影響を与える様子も観察できます。また、水生植物の多様性も際立ち、半乾燥地のサボテンと巨大スイレンが隣り合う景観は、この地域ならではの特筆すべき光景です。

国名 / エリア アメリカ大陸 / ブラジル
登録年 2000
登録基準 自然遺産 (vii) (ix) (x)
備考 ■関連サイト
Pantanal Conservation Area(UNESCO)

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