古代都市ネセバルは、ブルガリア北東部の黒海沿岸に位置しています。この地では、古代から中世にかけて数多くの文明が栄えました。紀元前2千年紀、古典時代、中世の都市構造と豊かな装飾が施された宗教建築、バルカン半島や東地中海地域の建築の技術を証明する特徴的な住宅の民間建築などが見られます。
中世の宗教建築は状態良く保存され、特にビザンティン様式の影響を受けた教会が有名です。これらの建物は、当時の宗教的および社会的な構造を反映しており、壁画や装飾が保存されています。また、半島の地形を活かした都市構造が特徴的で、自然環境と都市のブルガリア・ルネサンス様式の建築群が調和して融合しています。
国名 / エリア | ブルガリア / ヨーロッパ |
---|---|
登録年 | 1983年 |
登録基準 | 文化遺産 (iii) (iv) |
備考 | ■関連サイト Ancient City of Nessebar(UNESCO) |