ムバンザ・コンゴは、アンゴラ北西部に位置する町で、14世紀から19世紀にかけて南部アフリカ最大級の国家の一つであった旧コンゴ王国の政治的・宗教的中心地でした。
ンバンザ・コンゴは標高570メートルの高原に築かれ、15世紀にポルトガル人が到来すると、石造建築や教会が建設されキリスト教が広まりましたが、地元の文化や慣習も維持されました。町の建造物や考古学的遺構は、王国の首都としての政治的・象徴的な重要性と、アフリカ大陸へのキリスト教世界の入口としての役割を伝えています。大聖堂やイエズス会カレッジは学問と宗教の中心として機能し、1624年にはキコンゴ語による初のカテキズムが作成されました。
| 国名 / エリア | アフリカ / アンゴラ |
|---|---|
| 登録年 | 2017 |
| 登録基準 | 文化遺産 (iii) (iv) |
| 備考 | ■関連サイト Mbanza Kongo, Vestiges of the Capital of the former Kingdom of Kongo(UNESCO) |
