マントヴァとサッビオネータ

Mantua and Sabbioneta

北イタリアのマントヴァとサッビオネータは、14世紀から17世紀にかけてこの地を統治したゴンザガ家の構想が実現されたルネサンス都市。ゴンザガ家により育まれたルネサンスの理想的な都市計画に基づく新しい都市の設立と、既存の都市の変容という、都市計画の二つの主要な形態を示しています。

マントヴァはその歴史をローマ時代にまでさかのぼります。14世紀にゴンザガ家に統治されると、15世紀~16世紀にかけて著名な建築家や画家を招いて都市改修が施され、ルネサンスの著名な都市へと生まれ変わりました。サッビオネータは、16世紀にゴンザガ家により建設された新しい街。ルネサンスのモダンで機能的な構想に従い、防御壁に囲まれた区画内に碁盤の目状の通り、公共スペースや記念碑が設けられています。サッビオネータはヨーロッパで建設された理想的な都市の最高の例のひとつとされ、大陸内外の都市計画と建築に影響を与えています。

国名 / エリア イタリア / ヨーロッパ
登録年 2008
登録基準 文化遺産 (ii) (iii)
備考 Mantua and Sabbioneta(UNESCO)

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